ヘルシーになる3つのポイントは・・・
身土不二(しんどふじ)・・・体と環境(土)は、本来同じものという意味。
人は昔から、その土地がはぐくんだ食べ物、空気、水、太陽の恵みなどをいただいて生きてきました。
なので、同じ環境で生まれた作物が、私たちの体の生理に1番合っています。地産地消のことです。
今の時期でいうと、近くでとれたてのビワや桑の実。甘いだけではない、酸味やうま味、フレッシュな細胞は、近くの物に敵うものはないくらいですね。
そして、土や水や太陽の恵みがベストの時が旬。
旬の作物は、栄養価が高いだけでなく、身体を気候 風土に調和させる大切な役割があります。
季節はずれのかき氷、今では夏の時期以外でも売っていますが、
そういう時期はずれの物を食べると、その逆の現象が起きてしまう
という事が予想されませんか?
最近、身体の生理がくるってきた人が増えているのと無関係ではありません。
一物全体(いちぶつぜんたい)食・・・丸のままの作物には、数値では検出されない命が備わっています。
とくに、米や豆、根菜、いもなど、種子や実のものからは次の命が芽生えます。
根菜のむいて捨ててしまう皮の部分に、ビタミン、ミネラルなどがぎゅっと詰まっています。
また、皮を食べると人の皮膚が丈夫になるそうです。
たとえばトウモロコシ、中の実だけでなく、ひげ根はお茶にして飲むと
あまーく美味しいドリンクになります。水分をとりがちな夏に体のむくみをとってくれます!
助かりますねー^^
皮も根も葉も、丸ごと食べられるものであれば、できるだけ一物全体で食べたいものです。
陰陽バランス・・・地球上には、相反しながらも 引きつけあうことでバランスをとったり循環しあう、陰と陽の2つの力が働いています。
たとえば、暑い(陽)季節や常夏の国には、身体を冷やす(陰)野菜や果物が育ちますね。
寒い(陰)冬にむかう秋には、身体を温める(陽)根菜や穀物の収穫がはじまります。
自然の法則がそのまま、陰陽バランスがとりやすい法則になっているのです。
穀物菜食では、個々の栄養素の働きよりも、食べ物がもつ陰と陽の力を重視しています。
その陰陽の度合いをはかって、中庸(普通の感覚)にバランスをととのえていくのが、マクロビオティックになります。
ごぼうのきんぴらやごま塩を作ったりすることは、マクロビのレシピとしてありますが、その先の、それをどのように体にとりいれるか?とりいれないか?がポイントなのです。^^
それを食べて、よけいに引き締まりすぎて(身体の中が)循環しなくなったら、残念なマクロビー( 一一)ーーーって思いませんか?
そういう時期、実は私もありましたけど。^^
参考文献 からだの自然治癒力をひきだすシリーズ 大森一慧